| お話を伺った人

成田 様
AGクラウドファンディング株式会社 営業部 部長
金融機関に21年間従事し、うち14年間は投資信託の運用会社にて、銀行による投資信託窓口販売の黎明期を経験。その後12年間は個人投資家として、日本株・外国株・外国債券・不動産・商品先物など幅広いアセットクラスに投資。この実践経験を基に、研修講師やコンサルティング活動にも取り組む。
―クラウドファンディング事業の参入理由
近年、日米の株式市場は高値圏で推移し、特に日経平均株価には割高感も見られます。IMF(国際通貨基金)によると、2025年の日本のインフレ率は約2%と予測されており、それを上回る利回りの確保が求められます。こうした状況下で、リスクを抑えつつインフレを上回るリターンが期待できるクラウドファンディングも、資産運用の選択肢として注目すべきと考えています。
当社はこれまで、ローンやクレジットカード、保証事業などを中核とした総合金融サービスを提供してまいりました。近年では、お客様の投資ニーズの多様化に柔軟に応えていく必要性を感じております。こうした市場環境と顧客の期待に応えるべく、クラウドファンディングサービスの提供を始めました。

AGクラウドファンディングの特徴
当社のファンドは、アイフルグループで50年以上にわたり培ってきた貸金業のノウハウを活かした「貸付型クラウドファンディング」です。
現在提供しているのは以下の2種類です。
①アイフルファンド
お客様からご投資いただいた資金を、アイフル本体に貸付け、満期時に元本と利息をあわせてお返しする仕組みです。
ただし、これは投資商品であり、銀行預金のような元本保証はありません。仮にアイフルが破綻した場合、元本が返ってこないリスクもありますが、そのリスクを受け入れていただける方には約1%程度の利回りが期待できます。
なお、アイフルの信用力としては、R&Iでは「BBB+(安定的)」、JCRでは「A−(安定的)」と、いずれも投資格付けを取得しています。


②不動産担保ローンファンド
こちらは、投資家から集めた資金を事業者に対して貸し付ける仕組みです。アイフルファンドに比べると事業者への貸付はリスクが高い反面、利回りは3~8%と高めに設定されています。
リスク軽減のため、すべての案件に不動産担保を設定しており、元本毀損のリスクを抑える設計になっています。
また、審査体制についても厳格に行っており、事業者が資金を当初目的通りに使用しているかのチェックに加え、資金の流れや、BS・PLだけでなく事業計画書・資産表・資金繰り表といった資料も精査するなど、徹底した審査体制を構築しています。

今後の展望

現在、当社では100本以上のファンドを組成しており、今後も継続的に組成を予定しています。たとえば、2025年1月から3月だけでも不動産担保ローンファンドを12本予定しており、うち1本はすでに募集を完了しています。アイフルファンドも最新案件の募集を開始していますので、ぜひ弊社ホームページをご覧ください。また、不動産担保ローンに加え、今後は売掛債権を担保とするファクタリング債権担保ファンドの開発も予定しており、新たな商品分野にも注力していきたいと考えています。
※2025年2月公開のインタビュー内容をもとに作成
導入企業概要
| 導入企業情報

企業名 | 株式会社AGクラウドファンディング 🔗https://www.ag-crowdfunding.com/ |
業種 | 第二種金融商品取引業 ソーシャルレンディングプラットフォーム運営 |
サービス名 | AGクラウドファンディング 🔗https://ag-crowdfunding.co.jp/ |
▼インタビュー全編はこちら▼
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