当社の運営する投資型クラウドファンディング専門メディア「クラファンch」にて、
2026年時点で運営されている不動産クラウドファンディングサービスを整理した最新版カオスマップを公開いたしました。
あわせて、2025年に募集された不動産クラウドファンディングのファンドデータを独自に調査・集計し、
市場動向やファンド傾向を整理した分析レポートを公開いたしました。


▼カオスマップ詳細・記事はこちら▼
https://www.crowdfundingchannel.jp/fudosan_cf_chaos_map_2026/
2026年最新版 不動産クラウドファンディングカオスマップについて
本カオスマップは、不動産クラウドファンディング市場の全体像を多角的に把握することを目的に、
2025年の市場環境やサービスの淘汰・再編を踏まえて作成したものです。
不動産特定共同事業法(不特法)に基づき電子取引を行う事業者を対象とし、事業者区分(1/2号・3/4号)、上場・非上場/サービス開始年度といった複数の切り口で整理しています。
本マップ作成における留意点
・2025年12月31日時点でリリース済み、かつ運営中のサービスを対象
・上場グループは、自社または親会社が上場企業であるサービスを対象
・不特法3号・4号事業者は、SPC型ファンドの組成実績が確認できるサービスを対象
・約2年以上ファンド募集実績が確認できないサービスは除外
新規参入は5社に減少、参入障壁の高さが顕在化
2025年に新たに開始された不動産クラウドファンディングサービスは5社にとどまり、
例年と比べても少ない結果となりました。
背景には、国土交通省および各行政機関による監督・指導の強化があり、2026年以降も新規参入にとっては引き続きハードルの高い環境が続くと見込まれます。
市場全体としては、参入と撤退を経た淘汰・再編の段階に入りつつある状況がうかがえます。
データで振り返る2025年の不動産クラファン
2025年に募集されたファンドデータを独自で調査し、集計・分析を実施しました。
調査概要
調査主体:投資型クラウドファンディング専門メディア「クラファンch」
調査対象:不動産特定共同事業法に基づき電子取引を行う不動産クラウドファンディングサービス
対象時点:2025年12月31日時点
調査方法:クラファンch編集部による独自データ収集・集計
市場規模の推移
2025年に募集されたファンドの募集金額合計は、約1,711億円となりました。
2018年以降、継続的に成長を続けてきた同市場ですが、2025年は前年とほぼ横ばいの結果となり、市場成長が一服した一年だったといえます。
年初時点では2,000億円突破も見込まれていましたが、一部事業者における行政処分や償還遅延などの影響を受け、
投資家の投資姿勢が慎重化したことが、市場環境に影響を与えた可能性があります。

全体の平均指標
2025年に募集されたファンドデータを集計した結果、
不動産クラウドファンディング全体の平均指標は以下の通りとなりました。
| 募集期間 | 約13.3日 |
| 募集金額 | 約2.04億円 |
| 想定利回り | 約7.0% |
| 運用期間 | 約11.6カ月 |
想定利回りは上昇傾向にある一方で、リターンの拡大はリスクの増加と表裏一体であり、
投資家にとってはファンド内容や情報開示姿勢をより慎重に見極める必要性が高まっています。
分配原資の統計図
案件タイプ別では、比較的安定した収益を得やすいインカム型が約41%を占める一方、キャピタル型・開発型といったリスクの高い案件も約27%と一定の割合を占めています。
2025年はインカム型案件が比較的安定した運用傾向を示した一方で、リスクの高い案件では、償還遅延などのトラブルが発生するケースも見受けられました。

クラファンch掲載の記事では募集金額・想定利回りランキングや、都道府県別の統計図など、
より詳細な分析を公開しています。是非記事をご覧ください。