本稿では、クラウドファンディングの語源や基本的なしくみについて説明します。
次回は、クラウドファンディングの種類についてです。
クラウドファンディングとは、「群衆(Crowd)」と「資金調達(Funding)」が組み合わさった造語です。
「資金調達(Funding)」という目的を達成するために、不特定多数の「群衆(Crowd)」から資金を募る活動を指します。
クラウドコンピューティングの「雲(Cloud)」とは、カタカナでは同一表記となるので、ご注意ください。
クラウドファンディングの構造と主な関係者について簡単に説明します。
具体的なクラウドファンディングの種類や考慮すべき法令についてはこちらの記事を参照ください。
資金調達の目的や資金提供者へのリターン(商品やサービス、利益分配など)に賛同し、資金提供を行う人を指します。
投資型クラウドファンディングでは、「投資家」となり、寄付型/購入型クラウドファンディングでは「支援者」という名称が一般的です。
クラウドファンディングにより資金を調達したい個人/法人を指します。
資金調達者は、クラウドファンディング事業者を通じて、資金調達の目的や資金提供者へのリターン(商品やサービス、利益分配など)を広く告知し、資金募集を行います。
資金提供者と資金調達者をマッチングするサービスを提供する事業者を指します。
クラウドファンディングの種類により法令で規制される場合があるため、様々な参入業者が存在します。
詳細はこちらの記事を参照ください。
不特定多数の「資金提供者」からの資金調達を成功させるために、「クラウドファンディング事業者」は、インターネット上で完結できるサービスを提供し、少額からの参加を可能としている特徴があり、多くの人に知ってもらい、気軽に参加できるような仕組みになっています。
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