地域の魅力と共に未来をつなぐ、自己募集型デジタル社債の活用
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自己募集型デジタル社債の仕組みとメリット、事例をもとにした実践的な活用方法を解説します。Zoom開催・参加無料ですのでぜひご参加ください。
背景・課題
“ダイバーの聖地”として知られる静岡県・大瀬崎で70年以上にわたり親しまれてきた老舗旅館「大瀬館」。
2024年夏、その歴史を受け継ぎながらも「自然共生の場」として生まれ変わったのが、新施設「ネイチャーイン大瀬館」です。この施設は、自然を愛する人々が集い、地域の魅力を次世代へつなぐ“拠点”となることを目指しています。


画像:ネイチャーイン大瀬館外観
改修や設備の拡充に加え、災害対策や地域を体験するツアー整備など、地域とのつながりを深める取り組みを広げる中で、活動資金をどう確保するかが一つの課題となっていました。
資金調達スキームとOwnerShipの支援内容
ネイチャーイン大瀬館が導入したのは、「自己募集型デジタル社債」という新しい資金調達手法。これは、自社サイトなどを通じて個人投資家へ直接社債を発行し資金を募る仕組みで、証券会社に引き受けを依頼する通常の社債よりも低コストで発行が可能です。
このスキームの構築・運用を支えたのが、弊社が提供するデジタル社債発行・管理システム「OwnerShip 社債版」です。
「OwnerShip社債版」では、セキュリティトークン(ST)の発行・管理だけでなく、「発行体向け社債管理システム」「投資家向けマイページ」「独自コイン発行システム」など、社債発行に関わるほぼ全ての業務をシステム内でワンストップ完結できます。

さらに、社債発行に関わる法務対応や事務手続き、投資家との直接接点となる画面UI設計も含め実施するため、発行体の業務負荷を最小限に抑える設計となっています。小規模な企業・団体でも安心して導入でき、システム利用の申し込みから投資家募集開始まで、最短1か月での発行が可能です。
「OwnerShip」の主な機能






自己募集社債では、法令対応を社内で行う必要があり、これがハードルの一因となっていますが、「OwnerShip 社債版」では法令対応に関する支援も提供しています。
このように、コスト削減・業務効率化・スピード感・法令対応という4つの観点から、ネイチャーイン大瀬館の自己募集型社債の成功を全面的にサポートしました。
社債銘柄 | ネイチャーイン大瀬館株式会社 第1回保証付 セキュリティトークン社債 |
発行総額 | 1000万円 |
買付価格 | 1口1万円、5口(5万円)~ |
運用 | 3年 |
利率 | 年利1.5% |
成果と今後の展望
初回発行では、募集金額1,000万円を大きく上回る申込が集まり、無事に自己募集社債の発行が実現しました。投資家には、館内で利用可能なダイビング割引券、宿泊や食事の優待といった特典を提供し、応援の気持ちを“体験”に変える設計となっています。
集まった資金は、施設の改修や防災対応に活用され、現在も快適な空間づくりと地域社会への貢献活動が継続中です。
また、第2回・第3回の社債発行も計画中であり、同館が目指す「人と自然が調和する拠点」としての成長を、投資家と共に支える仕組みがさらに広がっていく予定です。
詳細は以下サイトをご覧ください▼▼
「 大瀬崎みらいにつなぐ債特設サイト 」
デジタル社債を、もっとシンプルに
OwnerShip 社債版は、自己募集型デジタル社債の発行・管理をワンストップで支援するクラウドシステムです。
小規模から始められ、社債の設計から法務対応までサポート可能。
新たな資金調達手段として、ぜひご検討ください。
▼▼ OwnerShip社債版 ▼▼