オフィスのミカタ通信(vol.2)(オフィスのミカタ株式会社発行)の「第1特集 総務部を救う!効率化を生む最先端ツール特集」に当社とRPAツール「ロボオペレータ」が紹介されました。
RPAツール「ロボオペレータ」の詳細はこちら
ロボオペレータ体感セミナーの詳細はこちら
働き方改革の本丸として取り上げられる「RPA」。メディアには、数百人分の作業時間削減などと派手な効果が掲載され、導入の動きは加速している。一方で、期待外れという声や頓挫するケースも多い。今回、数々の RPA 導入支援を行ってきたグローシップ・パートナーズ株式会社の取締役 農美 英之氏に、RPA 導入がうまくいかない理由や、導入の秘訣を伺った。
グローシップ・パートナーズでは、ロボットを実際に作成するセミナーを毎週開催している。
「経理や人事の現場担当者にロボットを作って見せると、一様に目を輝かせて、これは便利だという反応が返ってきます。ですが実際には利用していない会社が多いのが現状です。理由としては『対象業務の洗い出しや効果算定ばかりしていて進まない』『システム開発会社に要件を伝えるのが面倒』『修正を依頼しても納期まで数か月かかる』などが挙げられます」と農美氏はRPAにまつわる現状を語る。
「システム部門がツール導入時に費用対効果を考えるのは当然です。そして、効果を最大限に見せようと、単純作業の時間を算出し、どの作業から自動化するかを決めることになります。実際に、効果の算出や業務の選定に時間をかけすぎてしまい、なかなか導入が進まないことが多くあります」(農美氏)
また、現場のストレスも問題となっている。
「対象業務を要件定義書に落とす作業も相当負担となります。システム会社がロボットを作成するため、システム開発と同じステップを要求されるからです。自分の業務が自動化される順番がいつ回ってくるのかわからない、修正したい時に『費用がかかる』、『時間がかかる』などと言われて、断念するケースも多いようです」(農美氏)
では、そもそもホワイトカラーの方々が、そんなに単純作業ばかりをしているのか? という疑問が湧いてくる。
農美氏の答えは「NO」である。
「オペレーションは日々細かく変化するはずですし、改善もしています。そうでなければ、とっくにシステム化しているかアウトソーシングしているはずです」
RPAの導入を成功させるためのアプローチについて、農美氏に伺った。
「第一に業務を熟知している現場担当者が自らロボットを作ることです。必ず業務にフィットするロボが出来上がりますし、順番待ちをする必要もありません。何より重要なことは、自分で業務に合わせてロボットを修正することができるのです。第二に、効果算出や業務選定に時間をかけてはいけません。いったん現場担当者がロボット作りに慣れてしまえば、自動化したい業務が次から次に思い浮ぶはずです」
そして、ちょっとした秘訣として農美氏は次のように語る。
「まずは、日々の繰り返し作業や単純作業など、面倒だと感じている業務を思い浮かべてください。その中で簡単な手順のものから自動化してみるのが、成功しやすいステップです。ロボットを作るのに慣れていない最初のうちから、複雑な業務の自動化をしようとしても、うまくいかずに時間がかかり、途中で心が折れてしまいます。加えて、効果を実感するまでに時間がかかってしまうので『導入までの手間の割りに、効果が得られない』と感じ、導入を断念せざるを得ない場合もあるのです。RPAの導入は、小さく始めて大きく育てるのがポイント。小さい規模の業務から自動化することで、まず小さな成功体験が得られます。その小さな成功体験が積み重なっていくことで、『自分で業務を自動化し、業務がラクになった』と大きな成功体験になるのです」
同社が提供するRPA製品「ロボオペレータ」は、プログラミングの知識を必要としない。現場担当者でも簡単に、業務を自動化することができる。
「パソコン操作の知識さえあれば、新入社員に自分の業務を教えるような感覚でロボットを作れます。そのため、スピーディに手軽にロボット が作成できて、すぐに効果を実感できるのが特徴です。ロボオペレータは、経理・人事・総務といった部署の業務と相性が良く、大企業から中小企業まで、さまざまな企業で月次や日次の繰り返し業務を簡単に自動化できます。ロボットは一度覚えた業務は、ミスなく完璧にこなしてくれるので、日々の煩雑な業務のストレスから解放され、安心して業務を任せられます」
とある一部上場企業では、現場のメンバーが中心となり、小規模な業務からロボオペレータの導入を始めた。IT知識はなかったが、特別な知識を使わず簡単に作れたため、部署内のさまざまな業務の自動化を行った。その結果、半年で年間1,200時間分の業務を自動化できたという事例もある。
そんなロボオペレータは、初期費用や期間の制約がなく、導入しやすいのもポイントだ。
「ロボオペレータは月額制なので、実際に利用する期間に合わせて本数を増減できます。不要になれば、1カ月で解約できます。リスクが少ないので、1ライセンスから試していただきたいですね」
1.簡単操作で、らくらくロボット作成
2.月額利用で必要な時だけ必要な分だけ
3.定期的なセミナーでRPAの導入を支援
同社では「RPAをすぐに作れる!すぐに利用できる!」をコンセプトに経理・人事や総務部門担当者向けにロボット作成体感セミナーを毎週開催している。作り方がわからない、最初は教えてほしいと思うユーザーは、気楽に参加して、ロボット作成のノウハウを吸収できる。
「一人一台パソコンを用意していて、演習問題を進めながら、ロボオペレータの使い方について学べます。参加者からは『他のRPAセミナーでは、結局使い方がよくわからないまま帰ってきました。しかし、ロボオペレータのセミナーを受けたら、操作が簡単ですぐにできるようになり、驚きました』という声も届いています」
動画解説付き演習問題が多数用意されていることも同社の強みだ。
最後に、RPAの導入を考えている管理部門に向けて、農美氏がメッセージを伝えた。
「RPAと聞くと、難しいシステムだと感じてしまうかもしれません。しかし、RPAは特別なツールではなく、むしろ日常的に利用できるツールなのです。普段の業務でExcelやWordを使っているように、誰でも簡単に使いこなせるため、まずはセミナーに参加して第一歩となる成功体験を掴んでいただきたいです」
TOP > オフィスのミカタ通信(vol.2)にインタービュー記事が掲載されました。